○山江村肉用牛導入基金貸付条例
平成4年3月26日
条例第7号
(目的)
第1条 この条例は、本村の主幹作目たる畜産の振興を図るため、肉用牛の飼育を計画する者に対し、その振興と農家経営の安定を期するため貸付けることを目的とする。
(1) 貸付基金 この条例運営のため積立てられる資金をいう。
(2) 貸付金 この条例により貸付けられる資金をいう。
(貸付基金)
第3条 貸付基金の額は600万円とし、一般会計より繰入れるものとする。
2 前項の貸付基金の増額があった場合は、貸付基金の額は、当該増加額を含めたものとする。
3 この貸付基金から生ずる収入は、当該基金に繰入れるものとする。
(貸付要件)
第4条 村長は、村内に居住するものにして基金貸付を申請したもので次の各号に該当するものの中から選考の上適当と認めた者に貸付するものとする。
(1) 愛畜家で責任を感じ、実力があって健全な経営能力を有するもの
(2) 肉用牛の飼養管理に必要な粗飼料を自給し得るとともに適当な施設を有するもの
(貸付金額)
第5条 肉用牛導入貸付基金の貸付額は、貸付基金の範囲内において、山江村肉用牛導入基金貸付選考委員会の答申により村長が定める。
(貸付条件)
第6条 貸付金の貸付条件は、次の各号に定めるところによる。
(1) 利子 無利子
(2) 貸付期間 5ケ年間
(3) 返済期間 その年度の3月末日一括返済
(雑則)
第7条 この条例に定めるもののほか必要な事項は、村長が別に定める。
附則
1 この条例は、平成4年4月1日から施行する。
2 山江村牝牛貸付条例(昭和37年条例第4号)、山江村有種牝牛貸付条例(昭和34年条例第6号)、山江村家畜導入資金貸付に関する条例(昭和36年条例第5号)は、廃止する。ただし、この条例施行前すでに貸付けてある牝牛に対してはその義務終了にいたるまで従前の例による。
附則(平成12年条例第19号)
(施行期日)
1 この条例は、平成12年4月1日から施行する。
(経過措置)
2 この条例の施行前すでに貸付けてある牝牛に対しては、その義務終了にいたるまで従前の例による。