(目的)

第1条　この要綱は、身体機能の低下その他の理由により日常生活を営むのに支障がある高齢者に対し、その居住する住宅の改修の給付を行うこと(以下「住宅改修」という。)により、日常生活の安全及び利便を図り、もって高齢者福祉の増進に寄与することを目的とする。

(対象者)

第2条　住宅改修給付を受けることができる者は、山江村内に住所を有する65歳以上の者で、身体機能の低下その他の理由により日常生活を営むのに支障があるため住宅改修が必要と認められるもののうち、別表に掲げる住宅改修内容に応じて同表対象者の欄に定める者で次の各号のいずれにも該当しないものとする。

(住宅改修の内容等)

第3条　住宅改修の内容、改修費上限額、利用者負担率及び利用者負担額は、別表のとおりとする。

(住宅改修の基準)

第4条　住宅改修は、1世帯ごと1件までとし、住宅改修費上限額は50,000円までとする。ただし、村長が特に必要と認めるときは、この限りでない。

(給付の申請)

第5条　改修給付を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、高齢者自立支援住宅改修給付申請書(様式第1号)を村長に提出しなければならない。この場合において、申請に必要な添付書類は、次に掲げるものとする。

(決定)

第6条　村長は、前条の規定による申請があったときは、第2条及び別表に規定する要件等を審査し、住宅改修給付の可否を決定する。

(工事完了の届出)

第7条　申請者は、工事完了後速やかに完了届(第5号様式)に次の書類を添えて村長に届け出なければならない。

第8条　村長は、住宅改修の実施状況を明確にするため、高齢者自立支援住宅改修給付台帳を作成するものとする。

(雑則)

第9条　この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、別に定める。