公益社団法人熊本県観光協会と熊本県主催の「祈りの茅葺ライトアップ」が9日から人吉・球磨の寺社仏閣9か所で始まっており、山江村の国指定重要文化財「山田大王神社」でも社殿を照らしています。
令和3年に策定された「人吉球磨観光復興戦略」等に基づき、令和2年7月豪雨被災地の創造的復興に向けた取り組みを進めています。「人吉・球磨地域」における観光振興へ向けた取り組みや「熊×熱プロジェクト」の一環として、人吉・球磨地域に多数ある茅葺屋根を持つ寺社仏閣のうち、すでにライトアップしている人吉市の青井阿蘇神社と老神神社のほか、今回新たに追加した人吉市の岩屋熊野座神社、山江村の山田大王神社、多良木町の青蓮寺阿弥陀堂と王宮神社楼門、湯前町の下里御大師堂と城泉寺(浄心寺)、八勝寺がライトアップされています。
実施期間は3月2日までで、時間が18時~21時。山田大王神社では3月2日(土曜日)にスペシャルデーとして来場いただいた方へ、あたたかい飲み物などでおもてなしを行います。
そのほか実証期間中には、ライトアップされた9か所の寺社仏閣の写真に「#祈りの藁葺群」をつけてインスタグラムで投稿した方の中から、抽選で10名様に人吉球磨で使える宿泊補助券1万円分が当たるキャンペーンが行われます。
また、9か所の寺社仏閣に設置されたアンケートに回答した方には,オリジナルステッカーがプレゼントされます。
主催者は「美しく静かに輝く建築を、ぜひ巡ってみてください」と呼び掛けています。