3月27日(水曜日)東京都霞ケ関の農林水産省講堂で地理的表示保護制度(GI)の登録証授与式が行われ「やまえ栗」が登録されました。
地理的表示保護制度(GI)とは、地域の伝統的な生活方式や気候・風土・土壌などの生産地等の特性が品質等の特性に結びついていることから、これらの産品の名称を知的財産として登録し、保護する制度です。
制度のメリットとしては、模造品の排除や利益の保護など、ブランドを守ることができます。また、生産者の意識・意欲の向上、よりよい品質の確保、産品の知名度UP、増産・増収、新規就農・担い手の推進が期待されています。
令和6年3月27日現在で、全国では145品目が登録を受けており、熊本県内ではくまもと県産い草やくまもとあか牛、八代生姜、くまもと塩トマトなど8品目が登録を受けています。今回は全国で「やまえ栗」を含む7品が登録されました。
登録証の授与式には、山江村から内山慶治村長と豊永高希やまえ栗振興協議会会長などが出席され、やまえ栗の申請団体である「やまえ栗振興協議会」の豊永会長が登録証を授与しました。
豊永会長は「GI登録を機に私たち生産者も増産に励み、全国の皆さまにおいしい栗を届けたいと思っています」と話されました。