山江村ケーブルテレビ民営化に伴う協定書の締結式
10月24日(木曜日)、山江村ケーブルテレビとインターネットサービスが令和7年4月から民営化に伴
い「山江村公設光ファイバ及び関連設備」を利用したサービス提供事業の運営に関する協定書の締結式が本村福祉保健センター「健康の駅」多目的ホールにて行われ、山江村とCBBS株式会社(広島県安芸高田市)が協定書をかわしました。
本村では、これまでにも平成15年に任意団体マロンてれびにより毎月、自主制作ビデオ番組KCNを通して放映したり、インターネット放送局として山江村民テレビ(YSTV)を開局し村内外に広く発信するなど常に新しい情報に取り組んできました。YSTVは開局3ケ月で総務省の外郭団体である社団法人デジタルメディア協会の地域密着型リージョナル賞を受賞しています。
17年には、村独自の番組を村民が製作し、1時間番組として民間の放送局が放送。20年から21年には地域情報通信基礎整備推進交付金事業を活用して村内の情報基盤を整備し、地上デジタル放送への対応、テレビ難視聴地域への対応、インターネットの利活用、情報サービスを向上させ、村内情報発信・情報コミュニケーションネットの充実を図るため、村内全域に光ファイバーケーブルを敷説し、ケーブルテレビ事業に取り組み、22年4月1日からサービスを開始しました。
令和2年度は新型コロナウイルス感染症の拡大により村内小中学校が4月中旬から1か月間臨時休校となったため、教育委員会や各学校と連携し自宅で学習する自動、生徒に向けて、学校の先生が企画・出演する「おうち学校」を放送しました。
5年4月からは、CS番組を放送する経費として光回線使用料が新たに発生し費用負担が大きくなったため、本村放送番組審議会において検討し、12月末でCS番組の放送を終了することになりました。
協定書の締結式では、内山村長が「広く新しいビジネスモデルをつくってもらいたい。村としても今後できる限り支援させていただく」。受託者のCBBS株式会社の泰野仁志社長は「村外や世界にも情報を発信して山江村を知ってもらえるような環境づくりを進めていきたい」とそれぞれ挨拶した後、協定書に調印しました。