帯状疱疹ワクチン任意接種について
令和5年4月より、山江村では50歳以上の方を対象に、任意で帯状疱疹ワクチンを接種された方の費用を助成しています。
帯状疱疹は年齢とともに発症率が上昇し、50歳を過ぎた頃から増加し始めます。
また、年齢が上がるにつれて帯状疱疹後神経痛(PHN)になるリスクも高まり、慢性的な痛みで、日常生活に支障をきたす場合もあります。
帯状疱疹ワクチンを接種することで、水痘や帯状疱疹ウイルスに対する免疫を高め、帯状疱疹の発症を予防することができます。
対象者
山江村に在住の50歳以上の方
(これまでに公費で帯状疱疹ワクチン接種を受けていない方、定期接種対象外の方)
接種するワクチンについて
帯状疱疹ワクチンは2種類あります。ワクチンの種類によって接種回数や効果・接種対象・接種方法に違いがあるので、必ず医師に相談してください。
帯状疱疹ワクチンについて | 乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン) | 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックス) |
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ワクチンの種類
| 生ワクチン | 不活化ワクチン |
接種回数 | 1回(皮下注射) | 2回(筋肉注射) 1回目の接種から2か月以上あけて接種 |
効果持続期間 | 5年程度 | 10年程度 |
副反応 | 水痘様発疹、注射部位の発赤、掻痒感、熱感、腫脹、疼痛、硬結など | 筋肉痛、発熱、接種部位の発赤、疼痛、腫脹、胃腸症状(悪心・嘔吐・下痢・腹痛)など |
接種してはいけない方 | ・先天性および後天性免疫不全状態の方 ・妊娠していることが明らかな方 ・免疫を抑える治療をしている方 (抗がん剤やステロイド使用中、関節リウマチの方など) ・明らかな発熱の方 | ・アナフィラキシーのある方 ・明らかな発熱の方 ・急性疾患で治療中の方など |
助成金額
接種料金の2分の1を助成
(ただし、1回につき10,000円を上限とする)
助成までの流れ
≪接種前≫
・医療機関に接種の予約をする。
≪接種当日≫
・医療機関に
申請書
を提出し、医師記入欄にサインをもらう。(※申請書は役場窓口にもあります)
・接種を受けた後に、医療機関窓口で接種料金を支払う。
≪接種後≫
・申請書、接種した内容が分かるもの(領収書や明細書など)、振込先の通帳のコピーを役場窓口(健康福祉課)まで提出する。