9月23日、やまえ栗まつり実行委員会主催による「第21回やまえ栗まつり」が役場前広場と山江村体育館を会場に開催し、村内外から約1万人もの来場者が訪れ大いに賑わいました。
特設ステージでは山江保育園の園児たちによる元気な演奏で幕を開け、続いて開会式が行われました。やまえ栗まつり実行委員長である内山村長の挨拶の後、来賓の方々からお祝いの言葉をいただき、会場は祝賀の雰囲気に包まれました。前日に実施されたやまえ栗品評会の受賞者表彰式も行われ、温暖化で収穫時期が遅れるなどの悪条件にもかかわらず、丹精込めた栗を出品した生産者が称えられました。
その後も特設ステージでは、えほんの読み聞かせや、熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」と山江村のマスコットキャラクター「やまえくり平」の登場で親子連れを中心に多くの方が笑顔で楽しむ姿が見られました。祭りの目玉である生栗販売は例年より出荷が限られた中、多くの来場者に待ち望まれ、陳列された生栗約600kgは瞬く間に完売しました。
祭りと同時開催したもう一つの大きな催し「やまえ栗のスイーツフェスタ」では、県内から12店舗が出店し、やまえ栗を使用した洋菓子や和菓子、ジェラートなどが並び、各店の前には長い行列ができるほどの人気で、完売する店舗が続出しました。屋外でも栗まんじゅうや栗バターどら焼き、焼き栗、ヤマメの塩焼き、鶏の炭火焼など、村の特産品が販売され大変好評でした。
さらに、栗つかみ取りや栗イガ投げゲーム、ヨーヨー釣りなどの体験イベントも盛況で、ボンネットバス「マロン号」の乗車体験は早々に満員となり、マロン号の前で記念撮影を楽しむご家族の姿も多く見られました。
今年も大勢の来場者と多くの方々のご協力により、盛況のうちに無事終了しました。