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[令和5年10月12日]木造毘沙門天立像運び出し

最終更新日:

13日から始まった山江村歴史民俗資料館の企画展「やまえのほとけ展 2023 初披露!~本尊毘沙門天と高寺院~」に先立ち、12日に高寺院が収蔵する令和3年度に村指定された木造毘沙門天立像1躯を収蔵庫から展示会場となる歴史民俗資料館へ運び出しが行われました。

高寺院は毘沙門天を本尊とし、春のお彼岸に御開帳される毘沙門天三尊像は年に一度だけ拝観することができ、人吉球磨で現存する最古の寺院とされ、本堂横の収蔵庫には5躯木造毘沙門天立像が安置されています。

収蔵庫の正面には3躯の毘沙門天があり、平安時代作とされている2躯は大正元年(1912年)に国宝指定(戦後は国宝から国指0定重要文化財として名称変更)に指定されています。残りの3躯は令和3年度に村指定文化財となりましたが、今回展示される毘沙門天は鎌倉時代作であり、国の重要文化財に指定された他の2躯にも劣ることのない、総高180センチメートルを超える堂々とした屈指の彫刻物です。

展示のための運び出しは午前9時から行われ、専門業者が壊れないように慎重に梱包したあと、トラックに積み込み歴史民俗資料館まで大切に運び込みました。

展示会場内には、このほか高寺院が所蔵する熊本県指定重要文化財の木造勢至菩薩立像や重要な古文書、掛け軸、堂園地蔵堂や今村観音堂、八ツ田薬師堂から寄託中の木造毘沙門天立像や関連写真が展示されています。

また、11月3日(祝)午後1時半から役場隣の農村環境改善センターで公益財団法人永青文庫副館長の有木芳隆氏を講師に」「第1回 山江・人吉仏像と文化財レスキュー」と題しての講演会が開催されます。

展示会は12月10日まで、開館時間」は午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)。入場料は一般200円、高校生以下は無料となっています。休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日休館)。

歴史民俗資料館は「村指定された木造毘沙門天立像を高寺院から外へ運び出しての初めての展示となります。村内をはじめ、多くの人たちに高寺院の歴史や仏像彫刻の美しさ、迫力を体感して頂きたい」と来場を呼び掛けています。

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