野菜ソムリエ上級プロの持田成子さんを講師に招いた講演会と栗パン作りが、10月25日午前9時から山江村農村環境改善センターで開かれました。
村民の方に栗の活用方法を知って頂くとともに、栗その物について理解を深めてもらうために100人委員会やまえ栗ブランド部会が主催、やまえ栗生産向上推進委員会とJA山江果樹研究会女性部の共催で開かれたもので、村内の主婦など23人が参加されました。
まず、持田さんが「栗の特性とその調理方法」と題して講演。その中で「栗の栄養は高く、糖質(炭水化物)やビタミンC、カリウム、食物繊維、葉酸などが摂れる優れた食材。渋皮には抗酸化作用のあるポリフェノールの一種、タンニンも多く含まれており、ビタミンCは肌の老化防止や生活習慣病の予防に役立つと言われています」などと話されました。
講演後には、参加者が3つのグループに分かれて調理室で持田さんから指導を受けながら「栗あんパン」と「栗カスタードパン」を作る調理実習が行われた。
参加者からは「今日の体験をもとに、家庭でも栗あんパンと栗カスタードパンを作って家族に食べてもらうようにしたい」と楽しそうに話されていました。
最後に持田さんから「物産館に出品されている栗商品の形を変えることによって売り上げが良い方に変わることもあります」とのアドバイスもありました。