「やまえ栗」アンバサダーで、人気ミシュランパティシエの平瀬祥子さんによるスイーツ教室が、10月27日に山江中学校調理室で開かれ、3年生女子の希望した生徒10人に同村の栗を使ったモンブランクレープ作りを伝授されました。
平瀬さんは熊本市出身で高校卒業後、同市内のホテルに勤務。2003年にフランスに渡り、パリ最古のパティスリー・ストレートをはじめ、様々な名店で修業を積まれました。現在はミシュランガイド東京2023年度版において、6年連続1つ星を獲得した「レストラン・ローブ」のシェフパティシエを務めておられます。昨年6月にはTBS系の「情熱大陸」に出演されました。また、同年石川県金沢市の「パティスリーローブ花鏡庵」を開業されています。ことし1月には同村の「やまえ栗」アンバサダー」にも就任されました。
今回は、一流パティシエによるスイーツ教室を通じて「やまえ栗」の素晴らしさを生徒に再認識し、村に対する誇りを深く持ってもらうとともに、体験型イベントを継続することで栗農家の後継者問題解決の糸口になればと開催しました。
3人から4人のグループに分かれて平瀬さんの指導で調理を開始。クレープ生地とカスタードクリーム各15人分、マロンクリーム作りに挑戦。クレープ生地を熱したフライパンで薄く焼く際には裏返しにするのに形が崩れるなど悪戦苦闘し、笑い声が聞かれる場面もあってとても楽しそうでした。
平瀬さんは「山江村の栗は甘みや風味があって1番おいしいです。今後も交流を続けたいと思っています。今日の教室では独自性のある盛り付けや生徒たちの笑い声が聞かれるなど楽しそうでした。これを機にお菓子作りを好きになっていただきたいです」と話されました。