山江村は、令和4年12月23日に「山江村ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。
「ゼロカーボンシティ」とは
環境省より、「2050年に二酸化炭素を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らが又は地方自治体として公表した地方自治体」を「ゼロカーボンシティ」としています。
山江村ゼロカーボンシティ宣言
近年、地球温暖化に起因すると考えられる異常気象が世界的に生じ、特に集中豪雨や台風など人々の生命、財産を脅かす自然災害が多発し、極めて深刻な脅威となっています。令和2年7月豪雨では、人吉球磨地域に甚大な被害をもたらし、多くの尊い命と財産を奪った未曾有の大災害となりました。地球温暖化は大気中の二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの増加が主な要因とされています。その対策として、平成27年に合意されたパリ協定では、「世界的な平均気温の上昇を1.5度に抑える努力を追求する」という目標が掲げられました。
このような中、我が国では、令和2年10月に当時の菅総理が「2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロ」にすることを表明し、熊本県をはじめ、県内市町村でも2050年(令和32年)までに二酸化炭素排出量実質ゼロにすることを目指し、「ゼロカーボンシティ宣言」を表明する自治体が増えております。
山江村においては、「鎮山親水」を復興理念として掲げ、ひいてはSDGsを推進し、二酸化炭素縮減に向け様々な事業を展開しています。今後、次代を担う子どもたちが心身ともに健やかに育ち、自然と共生し安心して暮らすことのできる「魅力生まれる山江村」の実現に向け、村民の皆様と事業者、行政が一体となって、2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指すことを宣言します。
令和4年12月23日
山江村長 内山 慶治
山江村ゼロカーボンシティ宣言文 (PDF:778.7キロバイト)
脱炭素に向けた取組みについて(報道資料) (PDF:1.12メガバイト)
環境大臣からのメッセージ
全国の表明状況については環境省ホームページをご覧ください。
地方公共団体における2050年二酸化炭素排出実質ゼロ表明の状況(環境省HP)