人吉球磨定住自立圏構想について
『定住自立圏構想』とは…
地方圏から東京など大都市圏への人口流出を抑制するため総務省が推進する施策で、人口5万人程度以上で昼間人口が多い都市が「中心市」となり生活・経済面で関わりの深い「近隣市町村と協定を締結し、圏域を形成する構想です。
中心市が策定する定住自立圏共生ビジョンに沿って、圏域全体で、医療・福祉・教育など生活機能の強化、交通・ICTインフラの整備や地域内外の住民の交流、人材育成など人口定住に必要な生活機能を確保し、地方圏への人口定住を促進する自治体間の連携の新たな取組です。
定住自立圏構想については、平成20年12月26日に、総務省において「定住自立圏構想推進要綱」が取りまとめられ、定住自立圏形成に向けた具体的な手続きが示されました。
『人吉球磨定住自立圏形成協定』の締結について
平成27年1月14日(人吉球磨定住自立圏形成協定締結)
中心市宣言を行った人吉市と住民生活等において密接な関係を有する球磨郡9町村は、平成26年12月の各市町村定例議会において、人吉球磨定住自立圏形成協定の締結に関する議案を上程し、すべての議会で地方自治法第96条第2項に基づく議決を経ました。
これを受けて、平成27年1月14日、球磨郡の各町村は中心市である人吉市と一対一で協定を結び、定住自立圏を形成しました。
協定は、「生活機能の強化」「結びつきやネットワークの強化」「圏域マネジメント能力の強化」の3つの分野からなり、各事業における取り組み内容や役割等について示しています。
令和2年3月26日(人吉球磨定住自立圏形成協定の一部を変更する協定締結)
人吉市と球磨郡9町村は、平成27年度から5年間の第1期計画を経て、事業の進捗や状況の変化に合わせ、協定内容の見直しを行うため、人吉球磨定住自立圏形成協定の一部を変更する協定案を令和2年3月の各市町村議会に提出し、すべての議会で原案どおり可決されました。これを受けて、令和2年3月26日に、中心市である人吉市と球磨郡町村間における一対一の変更協定の締結を行いました。
変更協定書(令和2年3月26日)(PDF:2.05メガバイト)
『人吉球磨定住自立圏共生ビジョン』とは…
定住自立圏の将来像や定住自立圏形成協定に基づき推進する具体的な取組みを示すもので、中心市である人吉市が、圏域住民において構成する「人吉球磨定住自立圏共生ビジョン懇談会」での検討やパブリックコメントの意見を踏まえ、各町村との協議の上、平成27年5月12日に策定しました。
なお、策定された共生ビジョンは毎年度所要の見直しを行います。
人吉球磨定住自立圏共生ビジョン (PDF:2.92メガバイト)
人吉球磨定住自立圏共生ビジョン(平成28年3月改定) (PDF:3.01メガバイト)
第2次人吉球磨定住自立圏共生ビジョン(令和2年3月策定) (PDF:6.6メガバイト)