1. 農地の権利名義に関わりなく加入できる

加入資格は60歳未満、年間60日以上農業に従事、国民年金第1号被保険者

2. 少子高齢時代に強い積立方式・確定拠出型

将来の自分の年金の原資は自分で保険料を積み立てて準備するため、加入者、受給者数に左右されない安定した財政方式

3. 保険料は経営・家計状況により自由に設定

• 月額2万円～6.7万円の間で千円単位で設定、途中で増減も可能
• 加入脱退は自由。途中脱退した場合は、加入者が支払った保険料と運用益は将来、年金として受給

4. 終身年金で80歳までの保証付き

原則65歳から生涯、年金を受給。仮に80歳前に亡くなっても、80歳までに受け取れるはずであった年金の現在価値相当額が、「死亡一時金」として遺族に支給

5. 支払保険料の全額社会保険料控除で節税

所得税、住民税が節税となるほか、農業者年金基金が運用して得られる運用益も非課税

6. 保険料の国庫補助（政策支援）

• 認定農業者又は認定新規就農者で青色申告者、それらの者と家族経営協定を結んでいる配偶者や後継者など一定の要件を満たす者が対象
• 保険料の国庫補助額と運用益による年金（特例付加年金）の受給には「経営継承」が必要
• 政策支援加入者の保険料は月額2万円に固定

7. 安全重視の効率的な運用（手数料なし）

• 保険料は年金原資として積み立てられ、制度の運営経費は基本的に国庫負担
• 平成14年度～25年度の年平均運用利回りは2.53％

8. 1人ごとの積立口座でガラス張り

毎年6月末、「付利通知」により自分の年金資産の積立、運用状況を確認