食品ロスの現状
日本では、年間2.775万トン(注釈)の食品廃棄物等が出されています。
このうち、食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は、621万トン(注釈)と試算され、国連WFPによる世界全体の食糧援助量(年間約320万トン)の約2倍に匹敵します。
(注釈)農林水産省及び環境省「平成26年度推計」
食品ロスの約半分は家庭から
621万トンの食品ロスのうち、282万トンは、家庭からのものです。食品ロス(621万トン)から日本人一人当たりの食品ロス量を試算すると、「お茶碗1杯分(約134グラム)の食べ物」が毎日捨てられている計算になります。
大切なのは、一人一人が「もったいない」を意識して行動すること
“食べ残し 皮のむきすぎ 鮮度落ち” ~食品ロスの原因~
「必要な量だけを購入」して「食べ切る」ことが削減のポイントです。
もし、食べ切れなかった場合は、ほかの料理に作り替えるなど、献立や調理方法を工夫しましょう。
↓↓詳しくは下記ホームページへ↓↓
クックパッド消費者庁の公式キッチン
買い物
- 事前に冷蔵庫内などチェック
⇒メモ書きや携帯・スマホで撮影した画像が有効 - 必要な食材をこまめにゲット
⇒食品ロスが多いのは野菜などの生鮮食品
⇒必要以上に買った場合は、冷凍保存も活用する - 手前に陳列されている食品をゲット
⇒家庭での利用予定に照らして消費期限を確認する
調理
- 残っている食材から使う
⇒「いつか食べる」食品は食品ロス予備軍 - 野菜や果物の皮は厚むきしない
⇒生ごみは減って、栄養は増える。 - 食材は上手に食べ切る
⇒定期的に冷蔵庫や収納庫を整理する日を決める
(例:毎月○日はあるものでお好み焼きデー等)