インターネット通販によるトラブルにご注意ください!!
相談事例
低価格で購入したつもりが、定期購入になっていた
ネットの広告を見て、特別価格約3千円の美容液を購入した。肌に合わず使用をやめていたが、商品が再び届き、定期購入だと初めて気付いた。すぐに事業者に解約と返品を申し出たが、「発送日の10日前までに申し出ないと対応できない」と言われた。2回目の商品は1万円以上でとても高い。申し込み時には、定期購入だと分からなかった。どうにかならないか。
商品が届かない!ニセモノの商品が届いた!
インターネットサイトで音楽機器をクレジットカードで購入したが、いつまで待っても商品も発送されず、ずっと連絡も取れない。不審に思い、お店の電話番号を検索してみると、詐欺サイトであるという書き込みを発見した。
約1か月前にスニーカーを注文し、代金1万円を個人名義の銀行口座に振り込んだところ、スニーカーが中国から届いて、粗雑な作りだった。ニセモノだと思って、販売店にメールで解約を申し出たが、一向に返信が来ない。
問題点
- ホームページが、定期購入である旨や定期購入期間中は解約できない旨など、契約内容や解約条件について、消費者にとって認識しづらい表示になっていることがあります。(その結果、申し込んだときに想定した以上の金額を請求されることになる。)
- なかなか電話が繋がらず、メールを送っても返信がないなど、事業所と連絡が取れないことが多いため注意が必要です。
対策のポイント
- 申し込む前に契約内容や解約条件をしっかり確認しましょう!
→申込みの最終確認画面を印刷したり、スクリーンショットを取るなどして記録しておく慎重さが求められます。なぜなら、通信販売にはクーリング・オフ制度はなく、解約や返品についてはホームページの表示に従わなければなりません。「定期購入とは知らなかった。気に入らない商品だ。」などの理由は通用せず、当然に解約や返品ができるものではありませんので、注意しましょう。
- 事業者に連絡した記録を残しておきましょう!
→連絡すれど繋がらなかったために、解約期間を過ぎてしまうケースもあります。事業者に連絡をした証拠として、電話・ファックス・メールなどの記録は残しておきましょう。
- 注文する前に事業者の情報を入念に確認しましょう!
→事業所の所在地や連絡先、他の利用者の評価などを事前に確認しておくことで、怪しい販売業者を見抜き、被害を未然に防ぐことができます。
不安に感じることがありましたら、迷わず役場健康福祉課または最寄りの警察署までご相談ください。