城山観音堂 最終更新日:2020年4月15日 印刷 村指定有形文化財建造物 山田城の麓「城山」地区に位置し、創立年代は不明とされる。境内には五輪塔など存在しており、陽光寺という寺院跡ではないかとも考えられている。 当初は茅葺建築であったが昭和28年に瓦葺きへの修復が施されている。お堂は江戸時代頃の建立。 本尊である「十一面観音菩薩立像」は応仁3年(1469)の作であり、「如来立像」は室町時代末期の作とされる。 木造十一面観音菩薩立像 日本遺産人吉球磨構成文化財 村指定有形文化財彫刻 本尊は応仁3年(1469)に山田城主であった相良長続の供養のために造られたとされ、球磨地方で一時期活躍していた仏師慧麟の作である。 台座裏には墨書による銘文が残っており、その中に「相良長続」とあることから、相良氏と山江村を関連づける貴重な文化財とされ、日本遺産人吉球磨の構成文化財に認定されている。 現在は山江村歴史民俗資料館にて保管管理されている。 地図情報 役場から車で5分 (1キロメートル) 大きな地図を見る(GoogleMapページへ)