瑞光寺跡阿弥陀堂 最終更新日:2020年4月15日 印刷 村指定有形文化財建造物 お堂は16世紀中期頃の建立であるが、瑞光寺の創建については示す資料が残っていない。堂内に祀られていた鰐口に天文12年(1543)に寄進された旨の銘文が残っていたことから、それ以前の創建であると考えられる。 人吉球磨地方独特の辻堂形式の古い形式がよく伝えられており、中世までさかのぼる辻堂として価値のある建造物である。 堂内には「銅製鰐口」の他に、「木造阿弥陀如来立像」、「木造高僧倚像」が祀られていたが、お堂の劣化に伴い、現在は山江村歴史民俗資料館にて保管管理をされている。 「木造阿弥陀如来立像」 村指定有形文化財彫刻 阿弥陀堂の本尊。鎌倉時代の作とされる。 「木造高僧倚像」 村指定有形文化財彫刻 山田村出身の禅僧「吉州」がモデルとなっており、延宝7年(1679)の作。 「銅製鰐口」 村指定有形工芸品 天文12年(1543)の作。 花まつりの様子 旧暦4月8日はお釈迦様の誕生日とされ、山江村では花で飾られた花御堂の中央におかれた誕生仏に甘茶をかけてお祝いする行事が行われる。 地図情報 役場から車で3分 (600メートル) 大きな地図を見る(GoogleMapページへ)