成人者の門出を祝う令和6年「二十歳を祝う会~山江村成人式~」が、1月4日(木曜日)に山江中学校体育館で開催されました。祝う会には成人者38人のうち30人が背広や美しい晴れ着姿で出席し、大人としての新たな一歩を踏み出しました。
実行委員の大寺理菜さんと村上大斗さんの司会進行で始まり、最初に石川県の能登半島で1日発生した甚大な地震で被災された方々に黙とうをささげました。その後、式典では山江中時代の担任だった岡誠司郎教諭の点呼で成人者紹介が行われました。教育委員会から嶽本ありささんに記念品が贈呈され、内山村長と森田村議会議長からもお祝いの言葉が贈られました。
恒例の成人者による1分間スピーチでは、「お母さんみたいな訪問看護師になるのが夢です」「中学生の時からの夢だった消防士になることができ、皆さんに感謝しています」「今まで支えていただいた方々に恩返しができるように頑張ります」「将来は立派な小学校の先生になれるように頑張っていきたいです」など現状や将来の夢、家族への感謝などの言葉が述べられました。
小・中学校時代の恩師3人はそれぞれの思い出を振り返られた後、「今を精いっぱい生きて、必ず幸せになってください」という激励の言葉を贈られました。
樫山裕正さんが交通安全宣言、中村健大さんが成人者代表謝辞で「さまざまなものや情報があふれ、かつ自由が保障されている現代だからこそ、何をするにも周りに流されず自らの意志を持って進んでいきたいと思います」と決意の言葉を述べられました。
式典終了後、参加者らは全員で記念撮影を行い、そのあとは久しぶりに再会した先生や旧友とスナップ写真を撮影するなど再会を喜ぶ姿が会場のあちこちで見られました。