山江村万江の淡島神社で3月3日(日曜日)、恒例の人形供養が行われ、持ち込まれた人形を焚き上げ、感謝の気持ちを持って供養しました。
本神社は、和歌山県の淡島神社で有名な人形供養にあやかり、平成13年度から人形供養とお祓いをしています。
ことしも村内外から無数の人形が持ち込まれ、青井阿蘇神社の宮司や地区住民など約25人が参列して、拝殿で人形などのお祓いをした後、境内に積み上げられたぬいぐるみや日本人形、フランス人形、ひな人形などに火が入れられると勢いよく燃え上がり、地区住民や持ち込んだ人たちが遠巻きに見守っていました。
人吉市内から訪れた男性(64)は「結婚した娘たちが大切にしていた人形だったので、供養してもらおうと持ってきました」などと話されました。
主催する総代会の山下誉大総代(82)は「新型コロナウイルス感染症明けということもあって、ことしは例年以上の人形が集まり、無事に供養することができました。持ち込まれた人たちには安心してもらえたと思います」と述べられました。